F-15E(1/72 GWH) Completed
期待の新商品、1/72GWH F-15Eストライクイーグル、完成しました。
F-15Eは制空戦闘機として開発されたF-15イーグルを大幅改修し、デュアル・ロール・ファイターとして生産された戦闘攻撃機です。新型FCSの搭載、期待構造の強化などで、実質的に別の機体といっていいほどに再設計され、CFT(コンフォマール・タンク)を装備、多彩な攻撃兵器で多彩な地上攻撃任務をこなす万能機です。
キットは中華系の新興メーカー、GWH(グレートウォールホビー)の新商品。繊細なディテールはもちろん、接着面がなるべく露出しないパーツ割り、CFT一体型の胴体など、作り手への配慮が随所にみられる好キット。久しぶりに新商品に感銘を受けました。不満点をいえば、多彩な搭載兵器がセットされてるのに、なぜかJDAMが付属してないことくらいですかね(笑)。
製作についてはまったくのストレート組み。せっかくエアインティークが離陸位置のものが付属しているので、そちらをチョイス。エルロン、フラップも下げ位置に出来ます。
塗装はクレオスC305ガンシップグレーにホワイトを少量加えて明度を変えたものを適宜吹き付けて、ベッタリならないように塗装。キット付属のデカールで391stFSQ,366FWの9・11記念塗装を再現。ツヤ消しが強すぎて、デカールについてはシルバリング警察を招く事態に。半ツヤクリアー吹くくらいの配慮が必要でした。
思えば1/72のストライクイーグル、メジャーな機体にも関わらず、長い間量産型の良キットに恵まれませんでした。これだ!と思われたフジミの新金型版が寸足らずだと発覚するなんてこともありましたが、アイリスのレジンパーツすら必要ないと思わせるキットがついに発売。ディテール、組み易さとも素晴らしいこのキット、安定供給されれば決定版キットになるでしょう。
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