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2017.09.17

F-16C”50Years of YGMSM” Completed

タミヤ1/72F-16Cヴァイパー”50Years of YGMSM”、完成しました。
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F-16Cはアメリカ空軍で様々な任務についていますが、もっとも危険な任務の1つがSEAD、つまり対空防御網制圧です。従来、この任務については専用の電子戦装備を搭載したF-4Gが就いていましたが、現在はHTS(HARMターゲティングシステム)ポッドを搭載したF-16C Block50/52がその後継となっています。
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キットはタミヤの1/72の武器フル装備仕様をストレート組み。現用機モデラーにとってはタミヤのキットは縁遠く、ワタシも覚えてないくらいに久しぶりですが、丁寧に塗り分けるだけで抜群の出来の完成品となります。ただし、左右分割のエアインティークは実機に分割線がないだけに、ちょっと残念なところです。
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塗装はTWO BOBSのデカールを組み合わせて20thFWの”50Years of YGMSM”を再現。自らをSAMサイトに晒す危険な任務を"WildWeasel"と名付けて50年。その重みが感じられます。F-16Cはイラクはアフガンでかなりハードな任務に就き、塗装も傷んでいるため、ガイアノーツの新商品であるエナメルのウェザリング塗料「赤サビ」と「オイル」を使って、やつれた感じを強調しています。
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ベトナム戦争でSAMの脅威に晒され、急激な電子機材の発達により、次々と開発されたワイルドウィーゼルたちも、おそらくステルスの時代には専用機は生まれないでしょう。198年代中盤の航空ファン連載「くもりのち晴れのSAMハント」こそが、ミリオタの原点である自分にとっては、どうしても早く作りたい機体でした。

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