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書評<ウルフ・ボーイズ――二人のアメリカ人少年とメキシコで最も危険な麻薬カルテ>

テキサス州ラレド。メキシコとの国境の貧しい街は、メキシコで跋扈する麻薬カルテルたちの影響を大きく受け、街の少年の多くは10代で犯罪に走る。そんな環境の中で、10代でシカリオと呼ばれる暗殺者となった少年たちと、それを取り締まる若き警官。本書はラレドの街とメキシコにはびこる犯罪と、10代にして終身刑になった少年の過激な行動とその内面に何があったのかを綴るノンフィクションである。

メキシコの国境の街に蔓延る麻薬カルテルについては、多くの書物や映画で取り上げられてきた。本書はその中でもライバルの組織やカルテル内の敵、果てはリーダーの元カノとその彼氏など、邪魔者は殺していくシカリオと呼ばれる暗殺者となった少年の物語である。アメリカの援助で訓練を受けた警官や兵士がカルテルに鞍替えし、少年たちを訓練する。修羅場をくぐり抜けた主人公たちは、殺人を重ねていく。貧しい街では手にすることのなかったカネとプライドを手に入れ、カルテルの幹部たちの指示に黙々と従う。だが、それもやがてカルテル同士の抗争の中でミスを犯し、警察に追い詰められていく。
本書は一方で、メキシコとテキサス、国境を挟んで揺れる人々の歴史の物語でもある。歴史の中で無理矢理引かれた国境線に翻弄される貧しい人々。残酷なカルテル、賄賂が常態化している警察はじめとする自治隊、政府組織。近年のカルテルの活動は、急に立ち上がったわけではないことを本書は教えてくれる。

初版2018/03 青土社/kindle版

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福岡駐屯地記念行事2018に行ってきた

前日、ワインとカクテルによる攻撃を受けた後、めっちゃ二日酔いでしたが、福岡駐屯地記念行事に行ってきました。
遅めの入場でしたが、観客席のなんとか写真撮れそうな位置を確保。エライ人の話を聞き流した後、観閲行進。
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16式機動戦闘車、10式戦車に、新型化学防護車と、新機材が出揃ってきましたね。
続いて、訓練展示。偵察部隊が視察の後、特科の援護射撃のもとに車両が突入、んで普通科が制圧するシナリオ。
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狙撃兵の射撃による敵指揮官の排除、なんて場面も。赤い紙吐いて倒れたりして、芸が細かい。

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今回の訓練展示は、防毒マスクつけた化学戦仕様。暑いのにご苦労様です。
本日の写真のハイライトは、FH70と16式機動戦闘車のマズルフラッシュを撮れたこと。今日は「大きな音がします」とアナウンスする女性とタイミングがばっちり合いました(笑)。

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好天で人も多かったので、地上展示機材は見もせずに帰宅。短い時間でしたが、福岡駐屯地の皆様、お疲れ様でした。


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書評<遺伝子―親密なる人類史>

地球上の生物のセントラルドグマたる遺伝子。遺伝子はいつ発見され、その研究はどのように進んできたのか。そして、医療にはどのような影響を与えてきたのか。名著「がん‐4000年の歴史」の著者が遺伝子研究の歴史を辿る。

DNAとそこにコードされる遺伝子の研究と医学への応用はいまや各分野が先鋭化し、いわゆる「通史」たるものは意外と少ない。本書は医師である著者自身と、精神的疾患を持つ彼の家族の物語を軸にすえ、メンデルからはじまる遺伝子の発見と研究の発展を辿る。1つの謎を解けば10の謎が増える遺伝子に立ち向かう研究者たち。遺伝子解析が進みつつある中、倫理的な批判を受けながらも、果敢に遺伝子組み換えを医療に応用しようとする医師たちの物語を綴っていく。事実を淡々と積み重ねていくのではなく、あくまで医師や研究者たちを追い、彼彼女たちの個性にも触れながら歴史を辿っているので、決して無味乾燥な物語にはなっていないところが類書にない特徴であり、本書を遺伝子研究の歴史書の一級品たるものにしている。

初版2018/02 早川書房/kindle版

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F-111A Completed

静岡ホビーショー2018合同作品展にも出展させていただいたハセガワ1/72ジェネラル・ダイナミクスF-111Aアードバーク、Blogにまとめておきます。
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F-111はアメリカ空軍と海軍の新戦闘機として1960年代に開発されたVG翼の戦闘機です。アメリカ空軍初の可変翼、ターボファンエンジン搭載の戦闘機として開発され、さらに地形追随レーダー(TFR)を搭載。長距離阻止侵攻攻撃機として、突出した性能をもっています。

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ただ、新機軸を多く盛り込んだ機体ゆえ、開発は難航、価格は高価格化。焦った空軍はあわててベトナム戦争でその性能を発揮させようと派遣したのが本機、F-111Aです。しかしながら高温多湿の東南アジアの環境に苦しみ、とてもその能力を発揮出来たとはいえませんでした。F-111Aが本来の性能を発揮するのは、ベトナム戦争後期となります。

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キットはハセガワの1/72をストレート組み。TwoBobsのデカールを使用して前述したベトナム戦争初期の作戦"
Combat Lancer"参加僟を再現。大型の戦闘爆撃機らしく、スネークアイ×24発の重武装仕様に仕上げました。キットの組み立てより、スネークアイとパイロンのMERのバリ取りと固定のための金属線埋めの方が時間かかりました。
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いわゆるSEA迷彩はブラウンにイエローを混色して退色感を出し、グリーンにホワイトを指してダークグリーンと明度の差をつけています。下面はブラックなのでコーションはほぼ省略。

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サークルYDCCのテーマ<攻撃機>のための1機、ハセガワのウェポンセット4つ分のスネークアイを使っただけあって、スマートウェポン全盛の今の戦闘機にはない重厚さが出たと思います。それとVG翼はやはりイイ。
さて、次いきましょう。

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岩国基地フレンドシップデー2018に行ってきた<地上展示編>

備忘録用の岩国基地フレンドシップデーレポート、モデラー視点で地上展示機をうpしていきます。まあしかし、時間がなかった。
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まずはF-35B。垂直尾翼には岩国の名前を入れた記念塗装。「1年間運用されたステルス機の汚れ」が見てみたかったわけですが、前日に洗浄したとかで、キレイでした(泣)。せめてパイロン付きで展示してくれないもんかね。
個人的には初見のP-1。ターボファンエンジン回りのメタリック塗装がイイですねえ。P-1もいずれ、P-3Cみたいにアヤしいアンテナやフェアリングが増えていくんでしょうか。
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アメリカ海兵隊のC-130Hは、まるで筆塗り失敗したかのような雑さ。一生懸命マスキングしてるオレらモデラーの身になってくれ(笑)。

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海自のUS-1が引退し、日本唯一の飛行艇となったUS-2。海水を浴びたブルーの退色が、任務の厳しさを感じさせます。

ということで、岩国FSDレポート終了。自衛隊にも軽空母とF-35B取得がウワサされる中、岩国基地の役割は大きくなることはあっても、小さくなることはないでしょう。毎年様々なサプライズがある岩国FSD、来年の無事開催を祈念いたします。

個人メモ;
往路;05:35笹原⇒05:41博多06:08⇒06:53徳山07:22⇒南岩国08:28
復路;15:34南岩国⇒16:43徳山17:29⇒18:33博多18:48⇒笹原18:57


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岩国基地フレンドシップデー2018に行ってきた<飛行展示編>

5月5日に開催された岩国基地フレンドシップデーに行ってきました。記録用にうpします。
今年は開放ゲートが西ゲートのみで、8時半南岩国着、徒歩で向かうと、手荷物検査を通り過ぎると既に11時過ぎ。1回目のオスプレイの展示飛行は終了していました。来年もゲート開放が1か所だと、福岡日帰りは厳しいっすね。
まともに写真を撮り出したのは、民間のウイスキーパパさんの曲技飛行から。

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滑走路上を走るフェラーリとの競争なんてのもあったようですが、滑走路がはるか遠いところに陣取ったので、当然見えず。相変わらずのキレでした。
観客にとってはトイレくらいしか行けない昼休憩の後、いよいよ今年の目玉であるF-35Bの展示飛行。

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アジア初となる一般展示飛行、旋回などに激しい科目はありませんでしたが、空中静止してのお辞儀、一回転など、SVTOLならではの性能を披露。まるでヘリのような圧倒的な安定感で、時代の移り変わりを感じさせるものでした。もはやヒコーキというよりはメカですね。
そして次は室屋さんの曲技飛行。

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室屋さんの機体は陽光を受けてきらめくのがキレイだったのですが、ちょっと写真でそれを収めるのは難しかった。滑走路近くにホテルが建ったとのことで、開催が心配されたエアレース・千葉ラウンドも無事開催されるとのことで何より。
お次はお馴染み、三沢のF-16Cデモチーム。

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数々の驚きのデモを見せてきたパイロットさんが転任とのことですが、最後まで素晴らしい飛行でした。来年以降も、F-16ならではの性能を見せつけてほしいものです。

本来ならここから、アメリカ海兵隊の空中給油でもなどの展示飛行本番なのですが、混雑を避けるため早めに基地から離脱。アイポン上ではこの日の歩行距離が20㎞と、改めて岩国基地の広大さを知ることが出来たのでした。オレらミリオタは好きだからいいが、家族で来る人たちは正直すごい、と思います。
続きは<地上展示機編>にて。


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