XF-2A/XF-2B Completed
ハセガワ1/72XF-2A(502号機)・XF-2B(101号機)完成しました。
今回は飛行開発実験団のF-2A/Bが主役というより、ASM-2とASM-3のダミー弾が主役。亜音速のシースキミング・ミサイルであるASM-2に対し、新世代の空対艦ミサイルであるASM-3は固体ロケット・ラムジェット統合推進システム(インテグラル・ロケット・ラムジェット、IRR)により、マッハ3の速度を発揮、高度化した艦載対空システムの対応時間を短縮させ、命中率を高めています。また、レーダー電波に捉えるパッシブ・ホーミングモードを持つことも特徴の一つです。
ハセガワのキットは従来のF-2Aのキットと、ASM-3×2、AAM-5の新規パーツが付属した限定版の新商品。いずれはウェポンセットで別売りされるでしょうね。岐阜基地の航空実験団のF-2は文字通り新装備の開発部隊であり、搭載する兵器と母機のインテグレーションもその任務の一つで、様々な搭載兵器のパターンでの飛行が目撃されていますが、今回はタンクとASM-3、AAM-5の組み合わせとチョイス。
502号機はどうしても不満があるシートをアイリスのレジン製に交換し、内側がツルツルのエキゾーストノズルにプラシートを貼って段差を再現した以外はストレート組み。ホワイト成型で、デカールで翼端のオレンジなど再現されており、やる気になればすべてデカールで再現できますが、塗装した方が楽なのでマスキング地獄を選択。オレンジはクレオスのオレンジ、ブルーはインディブルーにホワイトを1滴垂らしたぐらいがちょうどいいようです。
ASM-3のダミー弾も一部以外はデカールで再現できます。その他ホワイトの試験弾を製作できますが、量産型がどんなカラーになるかはまだ不明ですね。
そして、同じくASM-2のダミー弾を主役としたXF-2Bの2号機(101号機)。
こちらは1998年(20年前!)のキットをストレート組み。XF-2Aと同じくシートとノズルのみ手を加えています。
101号機はレッドの面積が大きく、こちらは必然的にマスキング地獄。全面ホワイトを吹いた後にクレオスのレッドをビン生で吹いていますが、どうにもムラが出てますね。もう一段、ピンクの下塗りが必要のようです。
ASM-3のダミー弾は今はなきマスキングシールメーカーのデカールを使用。古い商品なので劣化を心配しましたが、薄いシートはむしろ現代のハセガワさんのスタンダードより良好。
そして以前製作した量産型のF-2A/Bと記念撮影。
1/72の楽しみを実践してるけど、こうなると1号機と4号機も作んなきゃなんないわな。いずれそうしましょう。
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