F-16C"BDU Splinter" Completed
静岡ホビーショーに2019に持ち込んだタミヤ1/72F-16C"BDU Splinter"、ちゃんと写真撮ったので製作記としてうpします。
アメリカ空軍にはベトナム戦争の教訓から、仮想敵の戦闘機を演じ、演習時の敵役となるアグレッサー部隊を創設しました。当初はノースロップF-5Eタイガーなどが部隊に採用されていましたが、近年は仮想敵であるロシア空軍あるいは中国空軍の機体も高性能となり、アグレッサー部隊の使用機も最新鋭機に近いものとなっています。特に電子戦兵装などは最新のものを搭載、訓練の内容を実践に即したものにしています。
キットはタミヤ1/72F-16C Block50をストレート組み。AGS仕様にするため、キャノピー前のIFFアンテナがないパーツをチョイス。あとはファインモールドのシートベルト、金属製のピトー管に交換するくらいだけで、精悍なヴァイパーが完成となります。ただし、エアインティークリップの分割だけはそのラインが目立つので、接着とサンディングに気をつけたいところ。
塗装はTWO BOBS のデカールを使用して、35thWing/18thAGRSの最新のスプリンター迷彩をチョイス。組み立てが楽なので、3機同時製作に挑戦しましたが、このスプリンター迷彩の塗装、正確にいえばマスキングが一番たいへんでした。エアブラシのうがいを少なくし、色は薄いものから濃いものを乗せるという基本にのっとり、うんうんと考えながらマスキングしたら、よけい面倒なことに。直線的な迷彩ということで舐めてかかるととんでもない手間でした。
カラーはブラウンバージョンがクレオスC301チャコールグレー、グリーンがC309、ブラウンがC310に軸に調整、以下、ブルーがC306グレー・ミディアムブルー・ブルーグレー(アメリカ海軍特色セット)。ブラックがC301チャコールグレー・C305ガンシップグレー・C311グレーをそれぞれ吹き付けています。
静岡ホビーショーのクラブテーマの1つが「タミヤ」だったので、ヴァイパーをチョイス。さらに「別売デカールはたいてい2~3機分製作できるが、たいてい1機分しか使用しないよね」というモヤモヤ感を解消するために一気製作にのぞみました。が、おかげで2019年、即位の礼と改元に伴う10連休は、マスキングをしてた記憶しかございません(笑)。まあ、実際に合同作品展に持ち込めたので良しとしましょう。
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