« 書評<魔王 奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男> | Main | 書評<イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観> »

2019.11.20

書評<異修羅I 新魔王戦争>

「本物の魔王」が世界を滅ぼすかの勢いで破壊と殺戮を繰り広げた後の世界。人間の都市で唯一生き残った「黄都」に対し、「魔王自称者」が衛星都市にて反乱を起こす。黄都と新興国の対立と戦闘は、魔王を倒すべく集められた「勇者候補」にエントリーするための試験でもあった。彼方の地から流れ着いた客人、獣人、ホムンクルスなど超常の力を持ったものたちが、破滅的な戦闘を繰り返す物語。

 

いわゆる”なろう系”のライトノベルだが、とにかく文章がカッコイイのである。ライトなギャグや異性関係など余計な伏線を盛り込まず、異能者たちの戦闘の描写にひたすら徹する。いわゆる二つ名を含めた名乗り。文章の切り方。破滅的な戦いを前にした戦士たちの会話。痺れるとしかいいようがない。この調子で続編を続けてほしい。

 

初版2019/09    KADOKAWA/kindle版

« 書評<魔王 奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男> | Main | 書評<イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観> »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

« 書評<魔王 奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男> | Main | 書評<イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観> »

My Photo
January 2020
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

Twitter


無料ブログはココログ