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2020.05.02

SAAB37 Viggen Completed

タランガス1/72SAAB37ビゲン、完成しました。

Dsc_3915

SAAB37ビゲンは、それまでスウェーデン空軍の主力戦闘機であったSAAB35ドラケンの後継機として開発された戦闘/攻撃/偵察機。スカンジナビア半島という地理的状況、スウェーデンの国是である”武装永世中立”を鑑み、スウェーデンは2次大戦後の主力戦闘機を国産としています。戦時には深い森に隠された退避壕に分散配置され、高速道路から作戦展開するという運用構想からSAABの歴代戦闘機は特徴的な外見を持ちますが、ビゲンも例外ではなく、カナード翼とデルタ翼の組み合わせ、戦闘機としては異例のスラストリバーサを装備するなど、特徴をあげればきりがないほどです。

Dsc_3912

タランガスの1/72キットはスペシャルホビーと金型を同じくするキット。2018年発売と新しいキットらしく、全面スジ彫りでディテールも必要充分。特徴ある主脚なども正確に再現されています。分割も工夫されて勘合もよく、しっかりと仮組すれば問題はほとんどありませんが、眼鏡型のフレームの前後で前部胴体と後部胴体を接着する箇所のみ、胴体のラインを崩さぬように慎重に接着する必要があります。今回のようにシルバー塗装の場合は、リベット表現を足すと、もっと映えますね。

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塗装は全面シルバー塗装の”赤の39”を再現。基本塗装をクレオスC8シルバーで吹き付け後、クレオスのチタンとステンレス、タミヤのフラットアルミなどをマスキングしながら適宜吹いていますが、思ったよりコントラスト出てないかも。もっと大胆さが必要ですね。

Dsc_3905

先に書いたように、このキットはタランガス版とスペシャルホビー版がありますが、断然おススメなのはスペシャルホビーの写真集付きの2機セット。タランガスの塗装図は細部の指示が薄く、基本的な部分も写真集だよりでカラーを決定しました。

Dsc_3938

サーブで生産された戦闘機の揃い踏み。国産とはいっても、エンジンや武装はライセンス生産で、自国の運用方法に合うように限られた予算の中でどういう戦闘機を開発するか、どこを国産にこだわるか、どの機体も非常に興味深いストーリーをもっています。タランガスのキットはそんなビゲンの特徴をうまく再現しており、おススメのキットです。

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