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2021.10.29

書評<寝てもサメても 深層サメ学>

魚類の中でも、サメは古代からの特徴を残し、また多様な生態を持つ種としてと知られている。一般のイメージとしては「ジョーズ」ことホオジロザメが有名だが、その他にも興味深い生態を持つサメが多くいる。本書は沖縄のジンベイザメの長期飼育で知られる美ら島水族館に所属する著者を中心に、サメについての興味深い生態がまとめられた、一歩深い「サメの入門書」である。

ホームセンターにはサメのぬいぐるみが溢れ、サメ映画が続々と製作される現代だが、我々はサメのことをあまり知らない。本書は深海から浅海、大洋まで生息域が幅広いサメの興味深い生態を解き明かしていく。なかでも興味深いのは、その子孫の残し方だろう。同じ種の中で卵生と胎生のサメがいて、なおかつ胎生の中では哺乳類の胎盤に近い組織を持つもの、母乳に近い成分を子に提供するもの、幾匹かが母親のお腹の中で育ち、”共食い”をするもの。古代の生物の特徴も残すサメにあって、この多様性をどう解釈すればいいのか?生物としてのサメの奥深さを教えてくれる一冊である。

 

初版2021/05  産業編集センター/ソフトカバー

2021.10.28

F-5F Completed

ドリームモデル1/72ノースロップF-5FタイガーⅡ、完成しました。

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ノースロップF-5シリーズはノースロップ社が輸出向けの軽量戦闘機で、整備性も操縦性も良く、世界の中小国の空軍で使用されました。F輸出向けの簡易な戦闘機であるF-5シリーズはベトナム戦争時に少数が正式採用されただけでしたが、その後、Mig-21に似た飛行特性が飛行訓練の敵役として注目されることとなり、いわゆるアグレッサーとしてアメリカ空海軍に採用されることとなります。

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ドリームモデルの1/72F-5Fのキットは2020年発売の新金型キット。いわゆる中華系のディテールアップパーツ中心のメーカーが発売したインジェクションキットで、良好なプロポーション、全面スジ彫り、背部ににパーティングラインがこないパーツ割など、今どきのエアクラフトモデルです。比較的古いキットが中心の1/72F-5シリーズにあって、新金型キットの発売はありがたいのですが、問題は価格で、標準で¥6,800前後。胴体下部にパーツが主翼とスタビレーターと一体だったりと作り易いのですが、超絶ディテールというわけでもないので、さすがに複数買いは迷うとこです。

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塗装はアメリカ海軍のVFC-111”Sundowners”を再現。グレーの迷彩はクレオスC338、C337、C317を使用。デカールは薄く密着しやすいものです。武装はアグレッサー機らしく、イナートのサイドワインダーとACMIポッドを左右の翼端パイロンに装備させています。

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伝統ある塗装を引き継ぐVFC-111の塗装が大好きで、今回はファントムとトムキャットと並べるために製作したようなもの。F-8Eのキットとデカールも確保してあるので、なるべく早く作りたいものです。

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2021.10.09

F-16C Block40(Turkish Air Force) Comleted

久しぶりの1/72航空機キット完成しました。ドイツレベル1/72F-16A MLU改F-16C(トルコ空軍仕様)です。

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トルコはアジアとヨーロッパの境目に位置し、なおかつ中東に国境を接しており、地政学上、紛争が絶えない地域であります。そうしたことから、トルコ空軍は国家の規模に比して強力な戦力を維持しており、その中でアメリカから導入されたF-16Cは主戦力となる戦闘機です。

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レベルの1/72F-16A MLUは1980年代に導入されたベネルクス三国を中心に導入されたF-16Aのヴァージョンアップ版を再現しているキット。各メーカーからキット化されているF-16ですが、意外にドラッグシュートが収納された長い垂直尾翼基部のパーツが入ったキットは少なく、トルコ空軍のF-16を製作するにあたって、そこを選択ポイントにしました。しかし、F110ターボファンエンジンのノズルをV1MODELSさんの三菱F-2用アフターパーツに交換することから始まり、エアインティーク、垂直尾翼や主翼のアンテナやフェアリングと、改修箇所が出てくる出てくる。もったいないけど、垂直尾翼だけタミヤのキットあたりに合わせた方が時間はかからなかったかも。レベルのキット自体は素晴らしいものです、念のため。

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塗装はF-16のスタンダードであるゴーストグレーのカウンターシェイド。クレオスの特色C305とC306をビン生で吹いています。デカールはトルコのbibibiデカールを使用。薄くて良質なものですが、それだけにデカール軟化剤の使用には注意が必要です。トルコ空軍はクルド人自治区での爆撃任務や、ライバルのギリシャ空軍とガチで格闘空中戦したりと実戦経験豊富?なので、ウェザリングとフィルタリングはキツめに入れています。

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トルコ空軍はイスラム国ですがイスラエル企業とのつながりも深く、大型AGMのポップアイもイスラエルから導入されており、それを再現するためにスカンクモデルのウェポンセットからパーツを持ってきています。

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手をケガしたり、夏バテしてお盆の長期休暇もダラダラするだけだったりと、本来F-16祭りに参加するはずだったのに完成が10月までずれ込みました。ここからはダッシュをかけますよ。

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