Mig-29 9.13”キーウの幽霊(Привид Києва,)”Completed
IBG1/72Mig-29”キーウの幽霊(Привид Києва,)”、完成しました。
2022年2月、世界が注視する中で開始されたロシアによるウクライナ侵攻。開戦当初、首都キーウ攻略を援護するロシア空軍機との激しい航空戦が発生し、真偽不明ながら撃墜機6機という、今世紀最初のエースパイロット誕生のニュースが伝えられました(のちにフェイク画像とニュースであることが判明)。複数のメーカーが”キーウの幽霊”と呼ばれた機体のキット化を即座に発表。IBGのキットもその1つです。
IBGはポーランドのメーカーですが、本キットのパーツはトランぺッターのMig-29”9.13”のもの。そのパーツに独特のデジタル迷彩のデカールがセットされています。キットもデカールも最新のキットらしく質の高いものなので、製作は比較的早く進められます。
塗装はクレオスC338ライトグレーを吹いた後、デジタル迷彩のデカールを貼りこみました。大判デカールですが軟化剤にも適度に馴染み、機体が平べったいのもあって、難易度は高くないです。ただ、面積が広く乾燥には時間がかかるので、トップコートなどの際は注意が必要かと。
製作中に「アメリカが対電波源ミサイルであるAGM-88 HARMを供与し、Mig-29を搭載機として適合作業を実施した」とのニュースが入り、急遽、タミヤF-16のキットの余剰品を搭載させました。HARM用のアダプターがこだわりポイント。
現在進行中の戦争という状況、ほぼ架空機に対して写真一枚も公開されてない武装を搭載というモデリング、目くじら立てる人もいそうですが、ウクライナを応援する意味も含めて製作しました。あらためて、ウクライナに愛をこめて。
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