2021.07.13

かかみがはら航空宇宙博物館に行ってきた

昨年からの新型コロナウイルス禍により、空自の航空祭も陸自の駐屯地記念行事も海自の艦艇一般公開もなくなり、深刻なミリタリー成分不足に見舞われたため、休暇を取って、岐阜県各務原市にある<かかみがはら航空宇宙博物館>に行ってきました。各務原市は日本の航空産業発祥の地の一つであり、また川崎重工の地元であります。また空自岐阜基地は各種新装備の試験を行う特別な基地であり、航空宇宙博物館の設置地に相応しい地でしょう。

Dsc_8132

Dsc_8121

まずはこの航空宇宙博物館の象徴である復元された三式戦闘機、飛燕。戦後に施された塗装をすべて剥ぎ取り、ジェラルミンの地肌に戻した姿は、その巧みな照明も相まって厳粛ともいえる空気に包まれています。

Dsc_8027

Dsc_8042

Dsc_7960

Dsc_7684

Dsc_7674

Dsc_7667

Dsc_7665

前述したとおり、岐阜基地は各種新装備や試験機、テストベッド機が集まる特別な基地であり、ここにしかない航空機も多数収蔵されています。個人的にはFBWの技術実証機であるT-2CCVと、STOL技術実証機である輸送機<飛鳥>は特別な存在。戦後、復活した日本の航空機産業が官民で様々な新技術にトライしていた時代の航空機を見ると、日本の航空業界には”あったかも知れない別の未来”を見ている気分になります。

Dsc_8087

Dsc_8098

Dsc_7787

Dsc_7834_20210713185101

Dsc_7828

Dsc_7819

Dsc_7818 

川崎重工の地元なので、各種ヘリの展示も充実。

Dsc_8147_20210713185401

Dsc_7846

また、”航空宇宙博物館”なので、JAXA関係を中心にロケットエンジンや衛星なども展示されています。

Dsc_8073-2

Dsc_7876-2

Dsc_7919

博物館の内外を2回りしてスマホの記録上、6㎞も歩いていました。最近、睡眠不足で体調万全とはいえないのですが、それだけ興奮して写真を撮りまくっていたということでしょう。岐阜はグルメも充実しているので、近いうちも再訪したいものです。

 

 

2021.02.15

28年目の「パトレイバー theMovie2」

先日、「パトレイバー theMovie2」4DX版を見て、いろいろ昔のことを思い出した。
1993年に本作が公開されたとき、オレは名古屋の大学に通ってて、オーケストラに所属なんかしたりして、”キャンパスライフ”ってやつをエンジョイしていた。それまで大好きだったプラモやアニメといったオタク趣味に触れることはなくなりつつあった。

そんなある日、広島の実家に住む弟が名古屋に行くので、案内を頼むという連絡が来た。スターウォーズ関連のイベントがあるんだとか(弟もかなりのマニアだった)。イベント会場まで連れて行って、街の中心部に戻り、彼のイベントが終わるまで何か映画でも見るか...とコンビニで「ぴあ」をめくってみると(この行為自体がもう懐かしい)、「パトレイバー2」という文字が目に入った。オタク趣味から遠ざかっているけど、なぜか久々に見たい気になり、映画館に向かった。

映画館から出てきたとき、オレは衝撃を受けていた。。まず第一の感想が「あんなことしていいの?」だった。野明たちは大人になり(ピアスがその象徴に見えた)、主人公はいわば特車二課の小隊長二人。ストーリーもモノローグも重いし、パトレイバー出てこない。そして語られる「オレたちの戦争と平和」。基本的なストーリーはOVAの「二課の一番長い日」の焼き直しとはいえ、そこには押井守監督が様々な作品で繰り返し取り上げる”モニターの向こうの戦争”あるいは”すぐ近くにあるクーデター”といったモチーフの頂点があった。オレはこの日をきっかけにオタクに戻り、いわゆる押井守監督信者になった。

本作については、日本のアニメの歴史に残る作品でもあり、様々な評論家によって繰り返し語られてきた。その中で一番納得いかなかったのは、かの岡田斗司夫氏が語った「ラストシーンは中年男のファンタジー」という分析だった。その分析に触れた時はまだ自分は若く、「そんなもんか」としか思わなかった。

だが、公開から28年経ち、おじさんになった今なら分かる。オレは孤独死まっしぐらの独身中年だが、かつては結婚まで行きつきそうだった女性がいた。だが諸事情で自分から直前に破談にした。 彼女は結婚して幸せになったと遠いウワサで聞く。それでも、干支も4回り目になろうかという今でも、なんとなくもう一度会えば、「元に戻るかも」みたいな幻想を抱くことが数年に一回あるのだ。アホだと分かっていても。

公開から28年、中年男性にここまで昔話を語らせる映画もアニメもなかなか無いと思う。「パトレイバーtheMovie2」、やはり名作です。

2018.08.14

第二音戸大橋とアレイからすこじま公園で夜景撮りしてきた

豪雨災害でJRと高速道路が寸断され、観光客激減の呉市。少しでも宣伝になればと思い、夜景スポットを撮影してきました。
まずは第2音戸大橋。
Dsc_7309

Dsc_7306


Dsc_7353

Dsc_7346
(シャッター優先モード/SS3/F5/ISO100くらい)
そしてアレイからすこじま公園。海岸沿いから、海自基地の停泊集合写真が撮れるのだ。
Dsc_7468


Dsc_7476


Dsc_7486


Dsc_7492


Dsc_7519


Dsc_7556
(シャッター優先モード/SS5/F7.1/ISO650くらい)
蚊の襲来と戦いながらの夜景撮りですが、オレみたいなへたっぴでも、雰囲気ある写真が撮れます。交通手段がまだ回復しておらず、各地で土砂崩れの爪痕が残っていますが、観光そのものには影響ありません。ぜひ呉にお越しを!

2018.05.20

岩国基地フレンドシップデー2018に行ってきた<地上展示編>

備忘録用の岩国基地フレンドシップデーレポート、モデラー視点で地上展示機をうpしていきます。まあしかし、時間がなかった。
Dsc_0117


Dsc_0114


Dsc_0121_2
まずはF-35B。垂直尾翼には岩国の名前を入れた記念塗装。「1年間運用されたステルス機の汚れ」が見てみたかったわけですが、前日に洗浄したとかで、キレイでした(泣)。せめてパイロン付きで展示してくれないもんかね。
個人的には初見のP-1。ターボファンエンジン回りのメタリック塗装がイイですねえ。P-1もいずれ、P-3Cみたいにアヤしいアンテナやフェアリングが増えていくんでしょうか。
Dsc_0200


Dsc_0188


Dsc_0183
アメリカ海兵隊のC-130Hは、まるで筆塗り失敗したかのような雑さ。一生懸命マスキングしてるオレらモデラーの身になってくれ(笑)。

Dsc_0257
海自のUS-1が引退し、日本唯一の飛行艇となったUS-2。海水を浴びたブルーの退色が、任務の厳しさを感じさせます。

ということで、岩国FSDレポート終了。自衛隊にも軽空母とF-35B取得がウワサされる中、岩国基地の役割は大きくなることはあっても、小さくなることはないでしょう。毎年様々なサプライズがある岩国FSD、来年の無事開催を祈念いたします。

個人メモ;
往路;05:35笹原⇒05:41博多06:08⇒06:53徳山07:22⇒南岩国08:28
復路;15:34南岩国⇒16:43徳山17:29⇒18:33博多18:48⇒笹原18:57


2018.05.19

岩国基地フレンドシップデー2018に行ってきた<飛行展示編>

5月5日に開催された岩国基地フレンドシップデーに行ってきました。記録用にうpします。
今年は開放ゲートが西ゲートのみで、8時半南岩国着、徒歩で向かうと、手荷物検査を通り過ぎると既に11時過ぎ。1回目のオスプレイの展示飛行は終了していました。来年もゲート開放が1か所だと、福岡日帰りは厳しいっすね。
まともに写真を撮り出したのは、民間のウイスキーパパさんの曲技飛行から。

Dsc_0755


Dsc_0435


Dsc_0884_2

滑走路上を走るフェラーリとの競争なんてのもあったようですが、滑走路がはるか遠いところに陣取ったので、当然見えず。相変わらずのキレでした。
観客にとってはトイレくらいしか行けない昼休憩の後、いよいよ今年の目玉であるF-35Bの展示飛行。

Dsc_1105_2

Dsc_1321_2


Dsc_1487


Dsc_1566_2
アジア初となる一般展示飛行、旋回などに激しい科目はありませんでしたが、空中静止してのお辞儀、一回転など、SVTOLならではの性能を披露。まるでヘリのような圧倒的な安定感で、時代の移り変わりを感じさせるものでした。もはやヒコーキというよりはメカですね。
そして次は室屋さんの曲技飛行。

Dsc_2002_2


Dsc_2309


Dsc_2105
室屋さんの機体は陽光を受けてきらめくのがキレイだったのですが、ちょっと写真でそれを収めるのは難しかった。滑走路近くにホテルが建ったとのことで、開催が心配されたエアレース・千葉ラウンドも無事開催されるとのことで何より。
お次はお馴染み、三沢のF-16Cデモチーム。

Dsc_2313_01_2


Dsc_2446


Dsc_2699_2


Dsc_9757_2
数々の驚きのデモを見せてきたパイロットさんが転任とのことですが、最後まで素晴らしい飛行でした。来年以降も、F-16ならではの性能を見せつけてほしいものです。

本来ならここから、アメリカ海兵隊の空中給油でもなどの展示飛行本番なのですが、混雑を避けるため早めに基地から離脱。アイポン上ではこの日の歩行距離が20㎞と、改めて岩国基地の広大さを知ることが出来たのでした。オレらミリオタは好きだからいいが、家族で来る人たちは正直すごい、と思います。
続きは<地上展示機編>にて。


2017.05.07

岩国フレンドシップデー2017に行ってきた<その②飛行展示編>

岩国フレンドシップデー2017のレポート第2弾は飛行展示。
まずは日米の国旗を流しつつ、日米親善のパラシュート降下。開会宣言です。
Dsc_8019
飛行展示は民間の曲技チームから。
まずはウイスキーパパ競技曲技飛行チーム。
Dsc_7850


Dsc_7883
そしてエアレース・パイロット、ヨシ・ムロヤこと室屋義秀の曲技飛行。
Dsc_0608


Dsc_0955

Dsc_0671

Dsc_0722

ウイスキー・パパと室屋さんの曲技飛行は午前・午後の2回。写真は午後のフライトのもの。特に室屋さんは晴れた午後は垂直科目も含めて、コブラやターン含めて縦横無尽の飛行でした。エアレース、見に行きたいわー。
主役ともいえる軍関係の機動飛行は三沢のF-16デモチームが圧倒的。
Dsc_9494


Dsc_0001


Dsc_9500

Dsc_0064_2
空自のF-2も築城から飛来しましたが、もう比べるべくもない差。F-16Cのデモも2回あったのですが、やはり晴れた午後の垂直系機動とハイスピードパスはカメラがまったく追いつきません(笑)。
海自はUS-1Aが最後のデモ飛行。
Dsc_8139


Dsc_8148
ワタクシ、江田島の出身でして、小学校は江田島湾に面しており、30年余り前はUS-1Aが江田島湾から離水していくなんてことがあったんですよ。大迫力の離着水を目撃したことが、自分がミリタリーマニアになったきっかけの1つ。そのUS-1Aが引退してしまうのは、ちょっと感傷的にになってしまいます。お疲れ様でした、としか言いようがありません。
海兵隊の兵員輸送の主役、MV-22オスプレイは余裕のレベル3機動。
Dsc_8327


Dsc_8397
オスプレイの撮影時、プロペラを回そうとしてシャッタースピードを落としまくっていたのですが、当たり前のように手ブレ写真だらけ(泣)。大口径のプロペラなので、回転もゆっくりなんですね。それにしても静かな回転翼機です、オスプレイ。
その他、爆発満載の航空支援のデモや、ブルーインパルスの演技もあったのですが、福岡に帰れなくなっちゃうのでその前に帰途に。お出かけ直前まで天気予報が悪かったので、非常に迷った岩国行きですが、天気も回復し、ほんとに楽しんだ1日でした。イベントを支えてくださった関係者各位には頭が下がります。
来年も無事開催できるよう、祈念いたします。

個人メモ:
往路;05:35笹原⇒05:41博多06:08⇒06:53徳山07:22⇒南岩国08:28
復路;15:34南岩国⇒16:43徳山17:29⇒18:33博多18:48⇒笹原18:57

2017.05.06

岩国フレンドシップデー2017に行ってきた<その①地上展示機編>

5月5日、21万人の来場者を集めたアメリカ海兵隊岩国基地のフレンドシップデーに行ってきました。記録としてうpします。
福岡から日帰りということで、遅刻および早退を前提にお出かけ。計算上は広島まで新幹線で行って、JR山陽本線で岩国へ折り返すのが早いのですが、混雑を見越して徳島まで新幹線、そこからJR山陽本線で南岩国まで移動。正門ではなくCゲート利用ということも相まって、予想外にスムーズに基地に入場できました。
Cゲートから、アメリカ兵の家族向けのスクールや、CVW-5が厚木から移動してくることを予定しての新築の家族向け住宅を横目に見ながら基地エプロンへ。
今回はゲスト飛来僟も多数ということで、2か所のエプロンをフルに使っての地上展示でした。
Dsc_0004


Dsc_0033
CVW-5の先陣を切って移動してきたE-2D。クルーはカープファンを強調してました(笑)。

Dsc_0399

Dsc_0135

Dsc_0164
同じくお引越し直前のVF-102"BLACK ACES"、VFA-27"Royal Maces"、VAQ-141"Shadowhawks"と、F/A-18E/F、EA-18Gが揃い踏み。
Dsc_0079


Dsc_0111


Dsc_0365


Dsc_0342
アメリカ空軍のゲスト僟は鳥山からA-10C、三沢からF-16Dと、吊るしもの満載で飛来してくれました。ACMIポッドなんて、なかなか見れません。ありがたや。
Dsc_0331


Dsc_0321

Dsc_0181_01
今回の目玉の1つ、ワールドツアー中のブライトリングのDC-3。少なくとも70年前の機体ですからね。最新のエアライナーにはない風情があります。

さらに今回の目玉第2弾、F-35BライトニングⅡ。

Dsc_0206

Dsc_0216


Dsc_0272
さすがに最新鋭機だけあって、覗かれたくないところもいっぱいあるのか、この機だけは柵に囲まれていました。のっぺりしているようで、情報量の多い戦闘攻撃機ですね。
岩国基地は海上自衛隊の航空部隊の基地でもあります。特にUS-1Aは完全引退前の最後の展示飛行。お疲れ様でした。
Dsc_0283


Dsc_0249
その他、いろいろ展示機がいましたが、時間が圧倒的に足りない!まして、C-130Jの機内見学の列に並ぶ暇などない!ということで、濃密な「地上展示機編はここまで。

2017.04.22

熊本復興飛翔祭(予行)に行ってきた

熊本地震からはや1年。天守閣などが復旧工事中の熊本城二の丸公園で開催される復興イベントに、ブルーインパルスが飛来するというので、撮影に行ってきました。本番の日曜日は仕事なんすよね…
今日は新幹線にて熊本駅へ、さらに熊本城までポケゴー散歩しながら熊本城へ。
Dsc_0052


Dsc_0055

仕事で週一は熊本に出入りしていますが、地震後にこの付近に来るのは初めて。崩れた石垣、工事のためにかかった鉄骨など、痛々しい風景が見え隠れしますが、イベントとあって来場者の笑顔は明るいです。
んで、しばし二の丸公園にて待機。


Dsc_0139_2


Dsc_0150_2


Dsc_6855_2


Dsc_6865_2


Dsc_6920_2


Dsc_0104_2
市街地上空なので高度は高いだろう、と思って広角レンズ持ってかなかったんですが、予想よりは低く、公園からではハートや桜は18㎜では収まらず。ソロ含めて15分ほどの演技でしたが、観客を魅了しました。ただ、天守閣を絡めて写真撮ろうとすると、城外からの方が良かったかも、です。
工事中の熊本城を見て、もっと熊本にお金落とさなきゃ、と改めて思いました。明日も晴れるようなので、イベント自体が盛り上がればいいなと思います。

2016.08.07

佐世保サマーフェスタ2016に行ってきた

2016年前半は熊本地震の影響で、駐屯地祭など、自衛隊関係のイベントの中止が相次ぎました。おかげでちょっとミリタリー成分が不足気味。そこに、佐世保サマーフェスタで、今年度で退役の護衛艦<くらま>が一般公開されるとの報。なので、猛暑真っ盛りですが、佐世保港まで行ってきました。

Dsc_9688


Dsc_9706


Dsc_9726


Dsc_9773


Dsc_9731

Dsc_9754
くらまの現役生活は36年間。背負い式の前甲板の砲塔、長い後方のヘリコプター甲板と特徴ある船型は、長く海自のシンボルであり続けました。昨年の観艦式では、首相の乗艦となった<くらま>。36年間の軌跡のその先、後継艦はどんな新しい任務をこなすことになるのでしょうか。


その近くには、ミサイル艇<はくたか>。
Dsc_9672


Dsc_9798


Dsc_9813


Dsc_9823


Dsc_9825

個人的に大好きな<しらたか>。実際に乗艦すると、狭いです。機関長のレクでは「海保の巡視艇と比べると、こっちはアルミ製船体であっちはスチール製。こっちはガソリンエンジンのウォータージェットで、あっちはディーゼルエンジンのウォータージェット。こっちの方が金かかってます」と自慢してました。
んで、海保の巡視艇<ちくし>にも乗船。

Dsc_9833


Dsc_9831


Dsc_9836


Dsc_9862
やたらと挑発してくる中国のおかげで、大忙しの海上保安庁。この武装を使う日がくるのか、と思うと複雑です。ブリッジには、追加装備だと思われるカメラとアンテナ群。多様な任務への対応、たいへんそうです。

ここらへんで、暑さでまいりそうだったのでフィニッシュ。いいものを見せてもらい、最高の休日だったはずが、自宅近くの駅に戻ると、夕立というには激し過ぎる雨。コンビニで傘買って帰りましたが、ビショビショでした。ついてない今日この頃です。

2016.05.05

佐世保軍港クルーズに乗船してきた

カレンダーどおりの休みが取れているが、諸般の事情で岩国FSDに行くのはちょっとしんどい。ということで、佐世保まで足を延ばして軍港クルーズに乗船してきました。
JRで約2時間弱、特急に揺られて佐世保駅まで移動。佐世保駅の観光情報センターで前日TELにて予約入れといたチケットを¥2,000で購入。
01f4d123c9f55ff319fc09b0b03b9ee5376
フェリー桟橋から、このイエローの船で港を巡ります。連休だけあって、乗船客はほぼ満杯。出港30分前に船が着きますが、デッキの席は少ないので早めの乗船がおススメ。自分もなんとかデッキ席を確保。右舷を陸地に向けてクルーズするので、右側席がおススメです。
11:30に出港して、すぐ見えてくるのはアメリカ海軍基地の立神岸壁に接岸するドッグ型揚陸艦<グリーン・ベイ>と強襲揚陸艦<ボノム・リシャール>。
Cimg0009

Dsc_5856

Dsc_5858
<ボノム・リシャール>はオーバーホール中ですね。作業員の居住船と思われる船が横付けしていました。
Dsc_5863
もっと間近で見てみたいステルス・マストですが、機銃積んだパトロール艇がウロウロ。
Dsc_5866

Dsc_5876
さすがアメリカ海軍、同盟国でも手を抜いてませんな。
その隣には、海自の護衛艦が接岸。
Cimg0019

Cimg0023
<こんごう><くらま><あしがら>に、<はるさめ><あまぎり><すずつき>。<くらま>は来年には<かが>と交代するのとのことで、たぶん見納めですね。
Dsc_5909

Dsc_5894

Dsc_5906
望遠レンズで細部をアップ。重たい200-500㎜を持ってきましたが、結果的には300㎜で充分かと。
燃料補給処や沖止めしている<ましゅう>型補給艦を見ながら旋回。

Dsc_5937

Dsc_5975
アメリカ海軍の前畑弾薬庫も見えます。ガイドの方によると、見えているのはほんの一部で、地下には4万トンの弾薬が保管されており、在日米軍の中での最大規模。冷戦時代には、ほぼ確実に「特殊兵器」も保管されていたんだそう。元海自隊員のガイドさんが、そんなこと言っちゃっていいいのか(笑)。
Cimg0039
さらに海自の訓練施設を見ながら、佐世保地方隊の艦船が接岸する倉島岸壁に接近。

Cimg0036

Cimg0058
イケメンの幹部さんが手を振ってくれました。
Dsc_6016_3
ほぼ1時間でクルーズは終了。書いてきたとおり、流ちょうな喋りの元海自の隊員さんが解説してくれるので、佐世保の歴史から現状まで知ることが出来、勉強になります。大満足のクルーズでした。
近くには長崎のそこかしこにある教会や、有名な佐世保バーガーなんかもあるので、非常に楽しめます。おススメですぜ。
連絡先;佐世保観光情報センター

より以前の記事一覧

My Photo
August 2022
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Twitter


無料ブログはココログ